『中年になったひとり身の女が入院する時に困ることその1『緊急連絡先』』

まず入院が決まった時に、
入院のご案内みたいな書類を一式渡されます。

(他の大学病院がどうだか不明ですが、
ここに書くことは全て私が経験した内容となります。)

ここで大きな問題になるのが、
緊急の連絡先です。

私くらいの年齢になると、
もちろんここは、主人、だんな、夫なんでしょうね。

でも私は未婚者。

親1人は亡くなり、
1人は遠出はできない。

兄弟は盆暮れさえも会わないという
ライトな関係。

こんな時、誰を書きゃいいんだ。

困りました。
それも、1人ならず2人も書かなくてはならず。

最悪、東京在住の兄の連絡先を書いておいたとしても、
もう一人の兄弟は、東京に住んでいません。

ちなみに、音沙汰はありませんが一応兄弟がいる私は
まだ名前だけは書けますが、

一人っ子はどうするのでしょぅか。

看護師さんに
「病状について一緒に聞かれる家族の方は
いらっしゃいますか?」

って聞かれて、
「いません」

って答えるわけです。
そこで、若い看護師さんは、
私の顔から眼を背け、
用紙に目を落としました。

なんか、、、「ひとり」を
嫌がおうでもこちらは実感してしまいます。

がっ。

いつものことなんで、
大した感情は抱かないので、
なーんもお気遣いは本当は要りません。

ちなみに、この看護師さんに、
「これ、家族がいない人はどうするんですか?」
と質問してみました。

だって、これを読んで下さっている方の中にも、
ひとりの方っていらっしゃると思うんですよ。

だから聞いてみました。

したら、看護師さん、

「ん~~~~。。。。」

と、その緊急連絡先が書いてある用紙を見ながら、
唸らせて困らせてしまいました。

かなり長いこと考えて、
「やはりご親族ですかね。。。。」

とのこと。

彼女の見解が病院のルールの総見解とは
定かではありませんが、

籍は入れてないけど、内縁の夫や妻や、
LGBTで、養子縁組してない人は
ただの友人にしかならず。

血が繋がっている人と、
そうでない人とは、
こんなにも違いがあるのです。

人間の付き合いの深さや、
親密さではなく。

まるで昔、矛盾に感じた
八つ墓村のたたりじゃ~
とあった、犬神家の一族のようです。

血の繋がりを重んじるために、
殺人が起こるという。。。

いや『血』が繋がっている親族というのは、
そんなにも強いのですね。

ただ。
万が一の時があった時、
身の引き受けに困るからなんでしょうね。

今は、入院費用についての保証は、
クレジットカード決済などで、
取りっぱぐれないような仕組みができて
ますが。

確かに、身の引き受けとなると、
他人はやはり様々支障があるのでしょう。

でも、ここで大事なのが、
兄弟姉妹もいない場合。
一人っ子はどないすんねんてことです。

二親等でない親族でも、
仲良くない三親等の親族でも、
それでもやはり親族のほうが
いいんですね。

にしても。
自分の有事の時は、
いつ来るか分かりません。

常日頃、サポートし合える人を
声をかけておいたほうがいいですね。

私は、どーーーーーしても痛みがひどい時、
勇気を出して、脚立に上がってやらなくてはならない
作業を、友人にお願いしました。

かなりお願いするのに勇気が要りましたけどね。

もし、自分が緊急連絡先にかける親族が
いないというあなた。

こういう緊急時の時に、名前を書ける人を
常日頃から決めておくことをお勧めします。

いつなんどき、入院することがあるか分かりませんからね。

元気な時は、想像もしないので、
そんなことを友人と話し合うことそうないとは思いますが。

彼氏だったり、
彼女だったり、
超親友だったり。

忙しくて悪いなぁぁと思っても、
こればっかりは致し方ないことですからね。

今日は髄液を取ったり、
頭にいろんな線を繋げて、
電気の検査を受けました。

薬の副作用か、
爆眠く。

こんなに寝たのは・・・。

記憶にない。

それほど寝ました。

※ご心配のメッセージを
頂きまして、恐縮です。

ほんと、しっかり調査して、
治しますので、ご安心下さい。

温かいお言葉に心より御礼申し上げます。

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