観てきたよ『ブリジット・ジーンズの日記』~ダメな私の最後のモテ期~

映画のことをコメントしようとすると、
ネタバレしないようにしなければいけないので、
なんとも難しいことに気が付く。

だが、映画の告知で発信されている内容のみに触れて、
ネタバレしないよう書いてみたい。

『ブリジット・ジョーンズの日記』を観に来る女性たちとは?

月末平日の昼間の映画館には、
10代か20代くらいの女子2~3人で来ている人たちと、
ひとりで来ている初老の婦人が、何人もいた。

ブリジット・ジョーンズの日記を、
頭が真っ白な白髪になっても、
ひとりで映画館に来る女性に私もなりたい。

平日の昼間の映画館なんぞ空いている。
だがその緊張感の無さなのか、
若い女子グループは上映中に喋る。

「歳取ったよね~」
「ウケる~」
「若っ!」

まるで家のリビングで、
友人とテレビ見ながら、感想を言い合っているかのようだ。

よく映画も舞台も鑑賞している時に襲撃に合うのが、

1.鑑賞中に隣同士で感想を言い合う。
2.   飴ちゃんを取り出して、
その包装紙がパリパリパリパリ音がする。
3.   前の人の座高が高く、髪がボリュームがあって
舞台・スクリーンの一部が欠ける状態になる。

である。

3. については、新しい映画館では、そう気にならなくなった。

だが、1.と2.については、
共感大好きの女性にとっては、
制御するのは難しい。

よくおばさんチームで起こる現象だと思っていたが、
若い女子も、同じことが判明。

劇場内、それも鑑賞中に共感し合ってはいけない。
終わった後に思い存分やってほしい。

ご多分にもれず、
私の後ろの席の女子2人が、
いちいち感想を言い合う。

最初はまあ我慢したが、
中盤から耐えられず、
後ろをジロっと振り返り2連発したら
少し緩和。

おばちゃんは、振り返ったくらいだと伝わらず、
「喋らないで」と言うまで気が付かない。

だが、さすが若者。
空気を読むのには長けていて、
振り返りと睨みだけでこちらの要望を汲みとった。

ブリジットの魅力が全てを凌駕

映画の話しに戻る。

前回のシリーズは、ブリジットは38歳。
今回はその5年後の43歳である。

以前のブリジットは、かなりふくよかな
感じだったが、現在はスマートである。

中年で痩せるのは、代謝が落ちるせいで
本当に大変だ。
大変なのよ。

あれだけ若い頃のブリジットは、
いつも体重オーバー気味で、
止めたいと思ってたタバコをやめられないでいた。

でも現在はかなり体重を落とし、
タバコもやめている。
この5年に何があったのか。

やりたいと思うけど、続かない、
わかっちゃいるけどやめられない
自堕落な自分から変われた、
そのきっかけを聞いてみたいところだ。

32歳の頃は、出版社に務め、
その後、テレビ局でレポーターになり、
現在は、テレビ局の敏腕プロデューサー
になっていた。

これはなんと凄いことか。
着実なるキャリアアップを成している。

お堅い弁護士のマーク(コリン・ファース)は、
他の女性と結婚してて、離婚の協議に入っているという。
そして彼と再会。

同時期に、ハンサムでリッチ、性格もナイスな、
IT企業の社長、ジャック(パトリック・デンプシー)と出会う。

映画のサブタイトルにもなっている~最後のモテ期~と、
あるように、モテている。

モテちゃってる。

長年独身で生きて来た私は、
どうしてもツッコミがしたくなる。

付き合いが長にも関わらず、
別れてしまった元彼と、元のサヤに戻るなんてあるか?
別れたにはどうしようもなく歩み寄れなかった理由があるはず。

んでもって、リッチでナイスガイないい歳の
それも、独身で放置されている男性なんて、
存在するのか?

だいたいにおいて、そんな男は、
近辺いるハンターである女性に
狩猟されて捕獲されているのが常だ。
そんな歳までひとりでいるのは、
何か問題があるに違いない。

人生の荒波を潜り抜け過ぎたのか、
こんな捉え方しかできない自分。

映画を観ながら、
いちいち、ツッコミしている自分を抑えるため、
自分を催眠術にかける暗示をかけて鑑賞を続けた。

やっぱり大切なものとは

映画を観て思ったことは、
長い付き合いの大事な友人は、
歳を取っても大事なんだなということ。

人生において、
自分が変わると友人層が途中で変わっていく
ことはあるが、

なんでも相互の事情を分かってくれている
友人は大事だ。

また年下でも、
新しい女友だちも大事だということだ。

既婚の友人と、独身の友人とでは、
フットワークの違いが出てくる。
これは致し方ないこと。

新しい友人を作ることも、
自分の行動範囲を広げるには、
大事であるということだ。

とにかく心から楽しめたのは、
ブリジットの可愛さである。
ドジでやること裏目に出るところが、
声を出して笑える。

何度声を殺したかわからない。
途中から、そんな声を殺すこともできなくなり、
思いきり声出して笑っていた。

途中はジ~ンときてうるうるして、
最後はよかったよかった。

てな感じで終わる。

映画館を出た時は、
よく笑ったので、
気分はいい!

ちなみに日本の40歳の独身女性が
5年後に結婚している確率は、0.92%
(国勢調査平成22年より)

日本におけるこの数字を知っている私は、
ロンドンの婚活事情を知りたくなった。

いくつになっても、恋をしていきたい。
これは譲りたくないけど。
独身者のたわごとでしょうかね。

ぜひ映画館へ~

 

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