さて、続きです。
40代前半のアラフォー女性が、
男女のやることは致して、
彼の望み通りに彼女は対応して、
3~4年もの間、付き合ってきたのだけど、
Lineで、「あなたに恋愛感情を持てない」
との一文で、関係を一方的に終了させられた件について。
周りはみんな、
「なんでそんなヤツが好きなの?」
「どこがいいの?その男の」
と、彼と付き合いを続ける彼女に、
疑問こそ抱きますが、
彼の彼女のゾンザイな扱いに、
彼に対して怒りを覚える程でした。
でも、その意見や感想を彼女に伝えても、
彼女は、
「分かってるんだけどね、、好きなんだよね、、」
と、最後はこの言葉で終わるのでした。
「好き」だという感情は、
人間の尊厳が保たれなくても、
どんな理不尽さをも乗り越えてしまうシロモノなのか!?
と、大変摩訶不思議に改めて思いました。
でも、私は彼女がなぜ彼を好きなのか、
いや、なぜ彼女は彼を好きだと思っているのか、
実は、なぜ彼女は彼を好きだと思い込んでいるのか、
分かっていました。
彼女には幸せになって貰いたいので、
私は、彼女が彼を好きな理由がなんであるのか、
伝えたことがありました。
でも、当時の彼女の心には、
ひっかかりませんでした。
恋愛は、周りの人間がとやかく言っても、
本人が現実を見る場所にいかないと、
魔法から解かれることはないのです。
失恋した彼女は、泣いています。
仕事を休んでふせっています。
失恋は時間が解決する。
そういう言われ方もありますが、
「なぜ彼が好きなのか」
それを分析すれば、怖くないのです。
私は仕事を休んで、
泣き続けて目を腫らしているという彼女を、
気分転換も兼ねて、
ホテルのラウンジに誘いました。
ちなみにホテルのラウンジは、
コーヒー1杯1,000円はしますし、
サービス料金も付きますが、
その空気と空間は、
人と落ち着いて話しをしたい時には、
とても重宝します。
それに、コーヒーはお代わりできますしね。
ファミレスも好きですが、
超音波のような集団の笑い声や、
私も当時はきっとしていたと思うのですが、
バカ騒ぎに聞こえてしまう女子高生の
たわいもない楽しい会話が響くことがない
ホテルのラウンジは、重宝します。
現れた彼女は、ほぼノーメイク。
メガネをかけて、まぶたの腫れを
カモフラージュしています。
彼から別れのコメントのLineを受け取る直前までの
彼とのやりとりの一連の顛末を彼女から聞きました。
彼女に
「きっとこうなったことはあなたにとって良かったんだよ」
とか、
「次にいこう!」
なんて言葉をかけても、
うなだれて、仕事を休まなくてはならないくらい
落ち込んでいる彼女を、
元気づけることはできません。
はらはらと彼女の大きな目から、
涙がポロポロと落ちてくるほどでした。
そこで私は、1冊のノートを鞄から取り出しました。
出掛けに、彼女用に1冊ノートを購入してきました。
そのノートを開いて、
「今から言うことを書いてくれる?」
こう彼女にノートの真っ白なページを差し出しました。
さて。
長くなりました。
また次につづきます。
って、どんたけもったいぶるねん!!!
と突っ込みたくなるでしょ!!!(笑)
気長に読んでやって下さい。
~つづく~
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