『まずは自分の足で行ってみることの効能』

『ホンマでっかTV』てご覧になってますか?

私は好きで毎回録画して見ています。

あの番組に登壇している
学者先生たちの見解は、

自分の知見と、
世界の誰かが研究した論文の結果を
引用して、何かのコメントを
語っていますよね。

ひとつの事実を断言するには、
多方面からの検証が必要です。
偏っては証明ができません。

それを踏まえてか、番組の最後には
ここで言われていることは、
「ホンマでっか?」って気持ちで
見て下さい。ってテロップがでます。

これは、抜け目なく、
「その見解を断定するのはいかがなものか?」
の批判をかわせるようにしていますね。

昨日、録画したこの番組を、
片づけ仕事をしながら流し観しました。

やきとりを串から外して
食べる派か、食べない派かを

タレントさんが自分の該当する派に
分かれて、学者の見解を交えて、
討論していました。

ある評論家は、
5割の女性が串から
肉を外して食べるとコメント。

ちなみに、
私は、串にかぶりついて
食べる派です。

そこで心理学の植木先生が、

「近所の焼き鳥屋を3軒回って
大将に聞いてきたんですね。」

いろんなやり方がありますが、
調査をする場合、プレ調査をして、
仮説を立ててから、

本調査にかかるやり方を
私は理解しています。

やき鳥を串から肉を外して食べるか、
そのまま食べるか、
どっちか得か。

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この設問を考える放送作家さんも
大変だと思いましたが、

それに対してコメントする学者さん達も
頑張っているなぁぁぁと思うわけです。

学者の皆さんは、
その現象の裏にある実態や
深層心理の傾向を毎度語っています。

でも、それ、こじつけじゃないか!?
って、眉唾もので見る時もありますが、

今回ぐっと説得力を抱く
話しがありました。

心理学の植木先生は、
このやき鳥の話しを
番組でするために、

自分の足で、近所の焼き鳥屋を
3件回って、調査してきたというのです。

実際に今までの心理学の知見や、
様々なデータから語れちゃうことも
あると思うのですが、

自分の足で聞いて回る。
というこの行為。
一気に説得力が増します。

焼き鳥は、串に刺されていますが、
塩加減も串の上から下にかけて
調整して焼いているとのこと。

だから焼き鳥屋の大将は、
串から外して食べているのを見ると、
残念に思うという意見を
植木先生は持ってきたのです。

ここで得か損かという判断をするなら、
一番美味しく思える味付けと焼き加減を

施してくれている、あの一連に繋がった串は、
そのまま上から食べたほうが得だ。
という結果に結びつくんですね。

ここで思ったのが、
焼き鳥の食べ方ではなく、

やはり、『体験』に勝るものは
ないなと思うことでした。

「体験」は、
人に何かを伝える時に
説得力がぐんと増すんですよね。

「体験」を語るについては、
私が書いた本も、

『独中女の心の叫びを聞いてくれ』
も、全てリアルな独中女の皆さんの体験でした。

それが多くの方に
読んで頂けたというのは、
その要因が一番大きかったのでは
と思っています。

じゃあ、体験をしないと
書けないのか。

そんなことはありませんよね。
ただ「体験」が語られていることで、
めちゃ面白さが増すってことです。

植木先生も、100件の焼き鳥屋を
回ったわけでもなく、
3件です。

3件でも実際に焼き鳥屋の
大将にリアルに意見を聞いてくる。

これだけでもとっても
人を説得でき共感できるネタになりますものね。

そんなこんなで、宣伝です。
本日締切です。
http://keystone-f.com/item/116721/9345/

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