『独中女がホルモンバランスを整えることの大切さ vol. 23-2』

2012.4月から連載した
『独中女の心の叫びを
聞いてくれ』リライトです vol.23-2

vol. 23-1からの続きで~す。

ここで思い出したのが
今年になってずっと

遅くまで残業続きの
独中女の友(43才)のことだ。

彼女が
「最近ヒゲが生えてきた気がする」
と驚愕な話しをしてくれた。

これはよく聞く「オス化」だ。
女性ホルモンのバランスが

悪いために、相対的に
男性ホルモンの作用が
強くなってきた証拠らしい。

てなことで、
今回は「女性ホルモン」
について書いてみたい。

自律神経も含め、
このホルモンと免疫力と
三位一体で、

この三つの土台が
うまく機能して
健康な体が成立するという。

今回参考にしたいのは
『女性ホルモンがつくる、キレイの秘密』
婦人科医松村圭子著である。

ちなみに女性ホルモンは
主に次の二種類で

「エストロゲン」と
「プロゲステロン」だ。

エストロゲンは、
美のホルモンと
言われ肌や心身代謝を促して、

ハリや艶を保ってくれ、
女性らしい体型にしてくれる。

プロゲステロンは、
母のホルモンとも言われ、

子宮内膜を厚く
ふかふかにしたり
体温を上げるなど、

妊娠を維持する為の
作用があるそうだ。

作用が強くなると
皮脂分泌を促し
便秘しやすいなど
美容に嬉しくない働きがある。

となるとエストロゲンだけ
増えてくれればいいと
思いがちだが、

エストロゲンには
キレイになる作用はあるが、

乳がんや子宮体がんの
リスクを高めてしまう
マイナスの要素があり、

このエストロゲンの
暴走を止めて負の作用を
打ち消してくれるのが

プロゲステロンというのだから、
毛嫌いもできない。

この2つのホルモンが
バランスよく適度な
関係を保つのが理想とのことだ。

また現代女性は過度の
ストレスや間違った
ダイエットのせいで

「エストロゲン優位」
になりがちなのだそう。

あと女性ホルモンは
卵巣から分泌されるらしいが、

前述した本の著者、
婦人科医松村圭子先生は
こう言っている。

「特に30代後半~40代前半の
アラフォー女性には、
年齢を言い訳にする人が
増えています。

疲れやすい、
生理が不規則になってきた・・・

これらを全て「加齢現象」と
片付けてしまいがちです。」と。

でも実は、必要以上に
女性ホルモンを疲弊させる
生活を送っているからではないか
というのだ。

エストロゲンの分泌量は、
一生でティースプーン1杯とな。

少なっ!

これらを日々体内で
きちんと作られることが重要で、

年齢のせいにして、
女性ホルモンをきちんと
作り出せる健康的な生活を
怠っていると、

もっと女性ホルモンが
減ってしまうそうとも
言っている。

生活を見直しが大切と。

ちなみに肌や髪のハリと
ツヤがいい人や、
ウエスト÷ヒップが0.7
女性はホルモンバランスが良いとも
言われているそうだ。

だが、不健康な生活をしたり、
冷えを促進するようなことを
していれば、

ホルモンのバランスは
崩れるとのこと。

でましたね。
「冷え」は女性にとって
とても大敵なんざんすね。

ちなみに自覚症状が
ないのでなかなか
分からないのが
「内臓冷え」が大敵だそうだ。

脇の下とお腹を
触ってみてどちらが冷たい?

お腹が冷たい人は
まさに内臓冷えだそうで、

臓器が冷たいと
ホルモンを分泌する卵巣も冷え、
うまく分泌できなくなること
もあるとか。

冷たい物の飲食を避け、
カフェインの多いものは
極力避けたほうがいいとあった。

独中女の皆さんいかがだろうか?

私たちは若い時のように、
お洒落の為に無理をして

冷房の効く部屋で生足を出し続けたり、
ミニスカートを真冬に穿くのは
勇気のいることが
多くなってきたとは思う。

だが、仕事は責任を任される
立場になり、

後輩の教育もしながら
仕事をこなすストレスを
抱えている人も多いのでは。

もしくは非正規雇用の人は、
とても周りに気を遣いながら
仕事をしている人も
いるのではないかと想像する。

どんなに頑張っても
ホルモンバランスが
崩れる時は崩れてしまうもの。

なので少しでもストレスや
冷えに負けないホルモンバランスを

整える一ヶ月のTO DO リストを
松本先生が提唱してくれている。
興味のある方は、ぜひ読んでみてほしい。

なかなか分かってはいるが
できないことが多いが、

この中のひとつでも
実践して継続すすること。

もしくは一日にひとつトライすれば
いいことなので、気楽に実行し易いかも。

ぜひ詳細は本を読んでみてね。
しかし今回はこの本の宣伝みたく
なってしまった。

この本を読んで思うことは、
女性はこのホルモンによって、

様々に翻弄されている
動物なのだと思った。

生理の前後になると
このホルモンによって
いつもの自分でない状態に
なることがあるわけで。

その中で、いつもの自分の力を
発揮していくってなかなか大変な訳だ。

なので、うまくホルモンバランスを整えて、
ホルモンの分泌の仕組みを
よく知って付き合うことが大事ですな。

ちなみに最近15才年下の
男子から食事に誘われた。
(相手は私の年齢を知らない)

このホルモンバランスから
言うと生理後8~14日目は、
エストロゲンの分泌が
優位に働く時期で、体調も良好。

イベントやデート、
攻めの美容はこの時期が
オススメとあった。

とすると、デートの日を
設定するとなると、
随分先の話しになってしまう。

いちばん調子の良い
ホルモンバランスの時期が
毎日続けばいいのに。。。

改めて、ホルモンに翻弄される
人生なんだと愕然とする。

だからこそ、
うまく付き合う方法を
得ないとね。

 

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